シンドラー事故、全員の無罪が確定へ

2018/3/28 16:47
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東京都港区のマンションで2006年、男子高校生がシンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれ死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた保守管理会社会長(74)ら3人を逆転無罪とした東京高裁判決について、東京高検は28日、上告を断念したと発表した。事故をめぐってはすでにシンドラー社元社員の無罪が確定しており、起訴された4人全員が無罪となった。

事故で亡くなった高校2年、市川大輔さん(当時16)の母、正子さん(66)は「理不尽に奪われた息子の命に対して誰も責任を取らないことは受け入れられない。本当に悔しい」と話した。

同高検は「ご遺族の気持ちを考えると誠に残念ではあるが、適法な上告理由を見いだせなかった」としている。

東京高裁は14日、3人を執行猶予付きの有罪とした一審・東京地裁判決を破棄し、いずれも逆転無罪を言い渡した。

事故は06年6月に発生。扉が開いた状態でエレベーターのかごが急上昇し、大輔さんが挟まれて亡くなった。

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