2018年9月20日(木)

エヌビディア、自動運転試験を一時中止

自動運転
2018/3/28 5:22
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 【シリコンバレー支局】米ウーバーテクノロジーズの自動運転車が路上走行試験中に起こした死亡事故の余波が広がっている。同社と提携する画像処理半導体の米エヌビディアは27日、自社の路上試験を一時中止すると明らかにした。他社にも同様の動きが広がっており、技術開発が停滞する懸念などからエヌビディアの株価は前日の終値に比べ7%下落した。

 エヌビディアはウーバーが開発中の自動運転車に人工知能(AI)用の半導体などを提供している。ウーバーの自動運転車が18日に歩行者を死亡させる事故を起こしたことについて、27日にサンノゼ市内で開いた自社イベントに登壇したジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は「安全が最も重要だ」と述べ、「少しずつ問題解決に貢献していく」と話した。

 ウーバーの事故では、安全確保のために運転席に乗っていた監督者が適切に対応しなかった可能性が指摘されている。エヌビディアは今後、自社の路上試験について手順などを見直した上で、適切なタイミングで再開する予定としている。ウーバーの死亡事故を受け、トヨタ自動車も試験車両に乗る運転手への心理的な影響を考慮し米国での路上試験を中止している。

 エヌビディアは27日、安全対策の一環として、仮想空間上で自動運転車を走らせて性能を検証するシステムを外販すると発表した。2018年中に自動車メーカーなどに提供を始める。人間を危険にさらすことなく急な飛び出しへの車の反応を試すこともできるという。米グーグル系のウェイモも同様の技術を使って自動運転車の性能を高めている。

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