2019年9月23日(月)

アップルが新型「iPad」 手書きペンに対応

2018/3/28 5:08
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【シカゴ=佐藤浩実】米アップルは27日、手書きペンを使えるようにしたタブレット端末「iPad」の新機種を発売した。従来は画面が大きな高級機種の「プロ」にしか対応していなかったが、価格が329ドル(日本向けは税別3万7800円)と値ごろな小型機でも利用できるようにして、子ども向けに買いやすくする。主要な販売先と位置付ける教育機関には1割近く安い299ドル(日本は同3万5800円)で販売する。

新しいiPadはこれまで高級機種に限定していた手書きペンを使えるようにした(27日、アップルの発表会)

新しいiPadはこれまで高級機種に限定していた手書きペンを使えるようにした(27日、アップルの発表会)

27日にシカゴの高校で開いたイベントで、画面サイズが9.7インチのiPadの新機種として発表した。別売りの「アップルペンシル」を使うことで、文書アプリや表計算アプリにも手書きの注釈やイラストを書き込めるようになる。

アップルは同日、ペンを使って画面上に表示した拡張現実(AR)のカエルを解剖するアプリや、ダムが河川に与える影響を調べるアプリなども紹介した。今後もiPad向けにARの技術を用いたアプリを増やし、学校への導入を促す。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「私たちは技術(テクノロジー)と教養(リベラルアーツ)の交差点にいる」と話した。自分の手で動かすペンシルを使ったりARアプリとの親和性を強めたりすることで、子どもたちの創造力を引き出しやすくなるとみている。学校で使うための先生向けの管理ツールも強化した。

調査会社の米IDCによると、タブレット端末の市場規模(出荷台数ベース)は2017年に前年比6.3%減の1億6380万台だった。3年連続でマイナスで、シェア27%で首位のアップルも販売台数はピークの13年と比べて約6割の水準にとどまる。学校向けのIT端末の販売では米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した小型パソコン「クロームブック」などとの競争が激しい。

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