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20代に挑むウッズとミケルソン マスターズに活気
ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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2018/3/29 6:30
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耳をすますと、人々のつぶやきが聞こえてくるようである。今年のマスターズ・トーナメント(4月5~8日、米ジョージア州オーガスタ)の勝者は、名前まではわからないものの、おそらく20代の選手であろうと。

妥当な予想である。

世界ランク上位にトーマスら20代ずらり

3月26日現在、世界ゴルフランキングのトップ10を見ると、20代の選手が7人も名を連ねている。昨季のフェデックスカップ・ポイントでは、最終ランキングのトップ5に、24歳のジャスティン・トーマス、同じく24歳のジョーダン・スピース、24歳のザンダー・シャウフェレ(すべて米国)、そして23歳のジョン・ラーム(スペイン)の4人が食い込んだ。

昨季のメジャー大会を改めて振り返れば、トーマス、スピースら20代の選手が3勝をマークしており、やはり彼らが今年も四大大会をリードしていくのでは、と予想できる。妥当と呼べる背景には、そんな流れもあるのだ。

もちろん、昨年の後半から素晴らしいゴルフを見せている37歳のジャスティン・ローズ(英国)、今年の世界ランキングを1位でスタートしたダスティン・ジョンソン(米国)ら、ベテランの存在を無視するわけにはいかない。過去に2度(2012、14年)のマスターズ制覇を果たし、2月中旬に行われたジェネシス・オープン(リビエラCC、米カリフォルニア州)で2年ぶりに勝利を挙げたバッバ・ワトソン(米国)も状態がいいようで、若手の陰に隠れる彼らも気勢をあげる。

トーマスを下しミケルソンが13年以来の勝利

そんな対決の構図の中に、1990年代の半ばから米ゴルフ界を支えてきたフィル・ミケルソンとタイガー・ウッズ(ともに米国)が絡んできたのは予想外でもあったが、おかげで一層、今年のマスターズの行方が興味深くなった。

47歳のミケルソンは、13年7月の全英オープンで勝ってから優勝に縁がなかったが、3月初め、メキシコで行われた世界選手権シリーズ、メキシコ選手権(チャプルテペックGC)で勝ち、久々の美酒を味わった。しかもプレーオフで昨年の年間チャンピオン、トーマスを下すという、世代交代に待ったをかけるかのような劇的な勝利だった。

それ以上に、ドラマチックなのが42歳のウッズの復活か。

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