米老舗銃器のレミントンが破綻、トランプ政権下で販売減

北米
ビジネス
2018/3/27 4:53
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=高橋里奈】米老舗銃器メーカーのレミントン・アウトドアは25日付で、デラウェア州の連邦破産裁判所に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営破綻した。米メディアによると銃規制強化派のオバマ前政権では駆け込み需要で販売が好調だったものの、銃に寛容なトランプ米大統領が当選して「規制が遠のく」との見方が広がり急減した。

事業の運営は当面続ける。同社は以前から破産法の適用申請を検討しており、2月に7億ドル(約735億円)の債務減免などで債権者と合意した。2月にフロリダ州の高校で17人が死亡する銃乱射事件があり、申請手続きが遅れていたという。

銃ロビー団体の支持を受けるトランプ政権の発足で銃規制は難しくなったとの見方で販売が低迷。一方、フロリダの高校の銃乱射事件で銃器メーカーへの風当たりは強まり、経営再建への道筋は険しそうだ。

レミントンは1816年に創業した拳銃やライフルなどの老舗企業。同社の銃は南北戦争でも使われた。米メディアによると、2012年にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件で使われたAR15型ライフルも同社製だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]