2019年4月26日(金)

群馬・富岡市に隈研吾氏設計の新市庁舎

2018/3/26 22:23
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群馬県富岡市が建設を進めていた新市庁舎が完成した。市役所は上信電鉄上州富岡駅から富岡製糸場に向かう経路上にあり、著名な建築家、隈研吾氏が設計した。市庁舎前に開設した広場と合わせて街づくりの拠点としての役割も期待されている。

内外装に木材を多用し、採光にも配慮した(富岡市役所)

新庁舎は延べ床面積8575平方メートルで行政棟、議会棟の2つの部分に分かれる。2016年に起工し、老朽化した旧市庁舎から順次移転した。総事業費は47億円だが、合併特例債の活用で市の実質負担額は11億円程度に抑えられるという。

鉄筋コンクリート3階建てで、内外装に地元産の木材を多用。木目の違うさまざまな樹種を採用して、デザイン上のアクセントとした。通風や採光の便を考慮して、養蚕農家に範をとった勾配と吹き抜けのある屋根を採用した。

製糸で栄えた富岡の歴史を踏まえ、内装にはカイコが最初にはき出す糸である「きびそ」を織り込んだ壁紙を使う。敷地面積は8093平方メートルで、庁舎前にはイベントなどに使える芝生広場を併設する。

駅と市役所の間にある明治・大正時代建設の「富岡倉庫」には、群馬県が富岡製糸場などのガイダンス施設である「世界遺産センター」を開設する予定だ。このほど開いた落成式で、富岡市の岩井賢太郎市長は「製糸場と市役所、世界遺産センターを核に、一体で街づくりを進めていきたい」と話した。

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