2019年9月18日(水)

陸上総隊、27日発足 運用一元化、離島奪還部隊も稼働

2018/3/26 19:00
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防衛省は27日、陸上自衛隊の部隊の運用を統括する陸上総隊を発足させる。離島への上陸・奪還作戦を展開する「水陸機動団」も立ち上げる。南西諸島の防衛や大規模災害などの際に機動的に対応できるような組織へと再編する。沖縄県・尖閣諸島への領海侵入を繰り返す中国への抑止力を高める狙いもある。

水陸機動団は有事の際に離島奪還を担う(2月の米海兵隊との訓練の様子、陸自提供)

陸自には北部、東北、東部、中部、西部の5つの方面隊がある。陸上総隊は各方面隊の上部に位置づけ、陸自朝霞駐屯地(東京都練馬区など)に司令部を置く。約180人態勢で発足し、それぞれの方面隊がエリアごとに担ってきた部隊の指揮を有事の際に一元的に担う。

海上自衛隊の自衛艦隊、航空自衛隊の航空総隊と同様の位置づけで、防衛相直轄で運用する。陸上総隊のもとには在日米陸軍との連絡調整を担う「日米共同部」を創設し、米陸軍キャンプ座間(神奈川県)内にある陸自座間駐屯地に拠点を置く。3自衛隊や米軍との連絡調整をしやすくする目的がある。

水陸機動団は相浦駐屯地(長崎県佐世保市)の西部方面普通科連隊を母体に約2100人態勢で発足する。想定するのは沖縄県・尖閣諸島など南西諸島の離島が占拠される事態だ。水陸両用車などで速やかに上陸・奪還する役割を担う。将来は3000人規模に増やす方針だ。有事や災害時には新型輸送機「オスプレイ」などで輸送することを想定する。

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