2018年4月27日(金)

金塊200キロ密輸で有罪 佐賀地裁判決、没収も

九州・沖縄
2018/3/26 11:44 (2018/3/26 12:40更新)
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 佐賀県唐津市の港に金塊約206キロ(9億3千万円相当)を密輸したとして、関税法違反罪などに問われた中国人の林亜山被告(43)に、佐賀地裁(吉井広幸裁判官)は26日、懲役2年6月、執行猶予5年、罰金150万円と金塊没収の判決(求刑懲役2年6月、罰金150万円)を言い渡した。

 吉井裁判官は判決理由で「金塊を中国から持ち出すための行為など、密輸の重要部分に関与した」と指摘。一方で「首謀者ではなく手足として利用された」と認定した。

 金塊の所有権を主張した中国の法人については、営業実態が判然としないことなどを挙げて「共犯者らが金塊を所有していると認めるのが相当」とした。

 判決によると、林被告は仲間と共謀して昨年5月、東シナ海の公海上で、国籍不明の船から金塊約206キロを汽船に積み替えて唐津市の港に陸揚げし、消費税など計約7440万円を脱税した。

 被告側は判決を不服として控訴する方針。

 事件では男9人が起訴され、日本人側の山崎竹助被告(67)=青森県むつ市=ら全員に一審で有罪判決が言い渡された。〔共同〕

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