中日劇場、52年の歴史に幕 公演重ねた名古屋三大劇場

2018/3/25 20:42
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名古屋三大劇場に数えられ、これまでにミュージカルや歌舞伎など2200を超える公演で市民らに親しまれてきた「中日劇場」(名古屋市中区)が25日、最後の公演を終え、52年の歴史に幕を閉じた。

「中日劇場」の閉場式典で手締めをする関係者(25日夜、名古屋市中区)=共同

最終公演はこけら落としと同じ「中京五流舞踊」で、東海地方にゆかりのある日本舞踊の5流派の代表らが舞を披露。公演後の閉場式典では、劇場を運営する中日新聞社の白井文吾会長が「総計で2340万人に来てもらった。支持してくださってありがとうございました」とあいさつした。

式典の最後に、出演者らと総立ちの観客が三本締めをして幕が下りると、大きな拍手とともに客席からは「中日劇場ありがとう」との声も上がった。

近くの自営業の女性(62)は「40年以上前から数え切れないほど来た。名古屋の文化に必要な施設で、なくなるのは寂しい」と話した。

中日劇場は1966年にオープンし、現在の客席数は約1400席。劇場が入る複合ビル「中日ビル」は建て替えのため来年3月末に閉館し、2020年代半ばの新ビル完成を目指すが、本格的な劇場が建設される予定はない。〔共同〕

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