2018年9月26日(水)

首相、9条改正へ決意 森友問題は陳謝 自民党大会

2018/3/25 19:45
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 自民党は25日、都内のホテルで党大会を開いた。安倍晋三首相(党総裁)は演説で、憲法改正について「いよいよ結党以来の党是である憲法改正に取り組む時が来た」と強調。改憲項目として掲げる4項目のうち、9条の見直しに触れ「自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打とうではないか」と呼びかけ、改正への決意を表明した。

党大会を拍手で締めくくる安倍首相ら自民党執行部(25日午前、東京都港区)

 党大会では「憲法改正の実現を目指す」と宣言した2018年の運動方針を採択した。首相の発言は(1)9条(2)緊急事態条項(3)参院選の合区解消(4)教育充実――の改憲4項目のうち9条改正を最も重視する姿勢を改めて明確にした格好だ。ただ執行部がめざす年内の改憲案の国会発議は不透明な情勢で、首相は今後の与野党協議や目標時期への言及は避けた。

 首相演説に先立ち二階俊博幹事長が報告し、改憲案の作成にあたっては、衆参両院の憲法審査会で各党と協議するとともに、専門家からも意見を聞いたうえで最終的な改憲原案を取りまとめると説明した。国会発議をめざす方針も言明した。

 自民党内には異論もくすぶる。党大会後、石破茂元幹事長は記者団に「(首相は)国会議員に説明する場をつくると約束したはずだ。進め方として問題がある」と述べ、党内の意見集約の過程に問題があったとの認識を示した。小泉進次郎筆頭副幹事長は学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書書き換え問題を念頭に「信頼なくして憲法改正なしだ」と語った。

 首相は演説の冒頭で、森友問題に関して「国民の皆さまに深くおわび申し上げる」と陳謝。「二度とこうしたことが起こらないように組織を根本から立て直す」と力説した。来賓としてあいさつした公明党の山口那津男代表はこの問題を念頭に「国民の声を謙虚に受け止め、丁寧に解決に取り組みたい」と語った。

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