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韓国検察、李明博元大統領を逮捕 歴代4人目

収賄・横領容疑

【ソウル=鈴木壮太郎】韓国のソウル中央地検は23日未明、収賄や横領などの容疑で李明博(イ・ミョンバク)元大統領を逮捕した。2017年3月に逮捕された、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告に続いて、韓国では約1年間に2人の大統領経験者が身柄を拘束される異例の事態となった。

李容疑者は大統領在任中に、情報機関の国家情報院から工作資金「特殊活動費」を大統領府に上納させ、その金を自身の側近に渡した疑い。検察が李容疑者が実質オーナーとみなす自動車部品会社「ダース」の裁判費用をサムスングループに肩代わりさせたことで収賄にも問われた。検察は収賄の総額が約110億ウォン(約11億円)、横領は約350億ウォンに上るとみる。

検察は14日に李容疑者を事情聴取したが、容疑を否認。ソウル中央地検は19日にソウル中央地裁へ逮捕状を請求した。

ソウル中央地裁は22日、逮捕状を発付するかを審査。被疑者の地位や犯罪の重大性、事件の捜査過程の状況に照らし、証拠隠滅の恐れがあると判断した。李容疑者は同日に予定した本人審問への出席を拒否。逮捕状の発付を受けた検察は、ソウル市の自宅にいた李容疑者を東部拘置所に移送した。

韓国で大統領経験者の逮捕は全斗煥(チョン・ドファン)氏、盧泰愚(ノ・テウ)氏、朴被告に続いて4人目。李容疑者は22日、自身のフェイスブックに「すべては私のせいという自責感を覚える」とつづった。

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