JR東海の柘植社長「若手の使命感印象に」最後の定例会見

2018/3/22 22:00 (2018/3/23 12:37更新)
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4月1日付で会長に就くJR東海の柘植康英社長は22日、東京都内で社長として最後の定例記者会見に臨んだ。社長在任の4年間を振り返るなか、2015年の東海道新幹線放火事件と昨年末の台車亀裂問題に触れ「若い社員の素晴らしい判断力と使命感が印象に残った」とたたえた。

JR東海の柘植康英社長(22日、都内)

放火事件は先頭車両で男性が焼身自殺を図り、乗客ら29人が死傷したもの。事件発生で緊急ブレーキが作動したが運転士は火災が発生したと判断し、トンネルや橋梁で停車しないよう再び加速させたうえで停車させた。

台車亀裂問題では、その車両が名古屋駅に停車した際、ぎりぎりのタイミングで車両の下に入り込み、においや温度から運行は無理だと判断した。いずれも20~30歳代の若手社員がとっさに判断したという。

同社は4月1日付で柘植社長が会長となり、金子慎副社長が社長に就任する予定。柘植氏は「リニア中央新幹線の工事はようやく離陸し、上昇しているところ。道半ばだ」と述べ、後任の金子氏へ期待を寄せた。

訂正> 「JR東海・柘植社長、最後の定例会見」の記事中、「金子真一副社長」とあったのは「金子慎副社長」の誤りでした。(2018/3/23 21:24)

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