株反発、「年度末買い」の影に貿易摩擦への警戒
証券部 根本舞
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22日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発。終値は前営業日比211円02銭(0.99%)高の2万1591円99銭だった。朝方から年度末を前にした大口の機関投資家による持ち高調整の買いが入っていたが、引けにかけては外国人投資家による買い戻しの動きもあったようだ。ただあくまで季節的な要因による反発の側面が強く、米中の貿易摩擦懸念などを背景とした円高は株価の上値を抑えそうだ。
この日の相場の...
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