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アクアコスモス、ドローン撮影で手軽に3D地図作製

映像解析・デジタル地図作製を手がけるアクアコスモス(東京・中央、岩根弥生社長)は22日、ドローン(小型無人機)で撮影した映像から3次元(3D)地図を作製するサービスを始めると発表した。同社が解析した地図と専用ソフトウエアが連携すれば、計測がしやすくなり、自体や他の情報の埋め込み、他の映像との連携も容易になる。土木・測量分野の需要を見込み、初年度に100セットの販売をめざす。

アクアコスモスの専用キットを使い、ドローンが撮影した映像を手軽に解析できる

新サービスは「スカイCVサービス」。アクアコスモスの親会社、岩根研究所(札幌市)が持つカメラの位置と姿勢を高精度に割り出すCV(カメラベクター)解析技術をベースにした。利用者はアクアコスモスが推奨するカメラと全地球測位システム(GPS)の専用キットをドローンに取り付け、撮影した全天球映像を同社のクラウドに送り解析結果を返してもらう仕組みだ。

岩根研究所の技術では、従来のレーザー測量より手軽に3Dにすることが可能。専用ソフトを用いれば、従来の見るだけの映像を3Dによる計測や映像上への情報の埋め込み、シミュレーションなどができる3D地図として活用が可能だ。アクアコスモスは土木や測量の分野での活用を見込んでいる。

また地図の座標を統合する技術を用い、異なる高度のドローン映像を自由に往来したり、地上を歩いて撮影した歩行映像とドローン映像との組み合わたりすることもできる。視点が移動するような実写の3Dプラットフォームの活用も想定している。

クラウド型のアプリケーションも用意し、スマートフォン(スマホ)やタブレットで遠隔地でも共有できる。初期費用は30万~100万円。

日本政府も未来投資会議で公共工事の現場でのドローン活用などで3Dデータによる建設工事の業務効率化を提言し、同社の事業には追い風にもなりそう。岩根社長は「地上・空撮の3D空間座標データベースをつくる第一歩になる」と述べている。

(企業報道部 加藤貴行)

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