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台湾二輪大手のキムコ、電動モデルを3年で10種

台湾の二輪最大手のキムコグループは22日、東京都内で記者会見を開き、電動二輪を3年以内に10モデル投入すると発表した。また台湾を手始めに20の国と地域で充電ネットワークを築き、50万台以上の電動二輪を販売する方針を示した。記者会見でアレン・コウ会長は「電動スクーターのゲームチェンジャーになる」と話した。

アレン・コウ会長は3年で10モデルの電動二輪車を投入すると発表した(東京・品川)

会見では電動二輪とその充電システムを合わせた「Ionex(アイオネックス)」を披露した。電動二輪は足を置くフットボードの下に2個のリチウムイオン電池を搭載し、収納スペ―スにも最大3個の予備電池を搭載できる。1回の充電で95キロメートル、予備電池を利用すれば200キロメートルまで走行できる。

基本的に電池は自宅での充電を想定しているが、公共の充電インフラとして「アイオネックス・エネルギーステーション」を展開する考え。自分の電池を充電している間、レンタルの電池をステーションから取りだせる。充電状況はスマートフォン(スマホ)で確認できる。

電池の仕様などは無料で公開する。コウ会長は「マスマーケット向けの世界的な標準を目指し参加企業を募る」と話した。

アイオネックスは本拠地の台湾で、2018年下半期から投入する。時期は明らかにしなかったが日本でも販売する方針。充電ステーションの設置はすでに台湾では当局に届け出ている。

キムコグループは日本では商社を通じて2001年に販売を始め、15年に子会社を設立した。日本での販売台数は年1000台程度。グループ本社の光陽工業は1964年にホンダと技術協力で契約し、台湾向けにホンダの二輪車を製造、販売していた。92年にキムコブランドを立ち上げ、世界市場に向け本格的に販売を始めた。2016年の世界販売台数は122万台で、売上高は約1500億円だった。

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