2018年12月12日(水)

災害多発で34兆円損失 17年、温暖化原因と国連

2018/3/22 10:04
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【ジュネーブ=共同】世界気象機関(WMO)は22日、2017年は地球温暖化の進行に伴って世界各地で気象災害が多発し、経済損失は過去最高の計3200億ドル(約34兆円)になったとの試算を公表した。米国やカリブ海諸国を襲った大型ハリケーンの被害は特に深刻で、カリブ海の島国ドミニカは国内総生産(GDP)の224%(約13億ドル)の損失を被ったとした。

WMOは17年の世界の平均気温は産業革命前と比べて1.1度上昇し、15年から3年連続の高温となったと指摘。海水面の上昇や海氷面積の減少、海水の酸性化にもつながり、ハリケーンや洪水などの気象災害を引き起こしている。

こうした災害は大きな経済損失をもたらし、17年に米国などを襲った大型ハリケーン「ハービー」「イルマ」「マリア」は米に推定2650億ドルの損失を与えたという。

また、16年には気象災害により世界で2350万人が居住地を離れ、避難民になったと強調。アフリカ・ソマリアでは16年11月~17年12月、干ばつにより89万2千人の避難民が出たとした。

WMOは、18年も北極で異例の高温を観測していると指摘。欧州などは寒波に、オーストラリアやアルゼンチンは熱波に見舞われるなど「異常気象による被害が続いている」としている。〔共同〕

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