2019年5月25日(土)

「米労働市場、力強さ増す」 FOMC声明要旨

2018/3/22 3:46
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【ワシントン=長沼亜紀】21日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明要旨は以下の通り。

前回1月のFOMC会合後に得た情報によると、労働市場は引き続き力強さを増し、経済活動は緩やかに拡大した。雇用増はこの数カ月力強く、失業率は低水準にとどまった。足元のデータは家計支出と企業の設備投資の伸びが、力強かった2017年10~12月期から緩やかになったことを示している。

全般的な物価上昇率と食品・エネルギーを除く物価上昇率はいずれも、前年同月比ベースで引き続き2%を下回った。市場が織り込むインフレ率は最近上昇したが、依然低い。アンケート調査による測定では、長期のインフレ予想は総じてあまり変わっていない。

法律で定められた使命を達成するため、FOMCは雇用の最大化と物価安定の実現に努める。景気見通しはこの数カ月で強まった。FOMCは金融政策の運営姿勢の緩やかな調整によって、経済は中期的に緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況も力強さを保つと予測する。前年同月比で測った物価上昇率は今後数カ月で上昇し、中期的にFOMCの目標の2%付近で安定すると予測している。

景気見通しの(上振れ・下振れの)短期リスクはほぼ均衡しているようだが、FOMCは物価動向を注視している。

FOMCは労働市場情勢と物価上昇の実績と見通しを踏まえ、(政策金利である)フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.50~1.75%に引き上げることを決定した。緩和的な金融政策は維持し、力強い労働市場および、物価上昇率の2%への持続的回帰を支える。

FF金利の誘導目標を調整する今後の時期と規模を判断するにあたって、FOMCは雇用の最大化と物価上昇率2%という目標との比較で経済情勢の実績と見通しを評価していく。労働市場の状況に関する指標や、インフレ圧力・インフレ予想の指標、金融動向や国際情勢を含めた幅広い情報を考慮して判断していく。対称的な物価目標に対する物価の実際の進捗と予想を注意深く観察する。

FOMCは、経済情勢はFF金利のさらなる緩やかな引き上げを許すようなかたちで進むと予測している。FF金利は当面、FOMCが長期的に通常とみる水準以下に維持される可能性が高い。ただし、実際のFF金利の上がり方は、データが伝える経済見通し次第だ。

決定はパウエル議長及びダドリー副議長を含む8人のメンバー全員の賛成による。

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