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中国海警局、軍事委の指導下に 尖閣で連携強化か

【北京=永井央紀】中国国営新華社は21日、領海警備などを担当する海警局が2018年末までに、中国軍を指揮する中央軍事委員会の指導下に入ると伝えた。従来は事実上、公安省が指揮下に置いていた。海警局の艦船は沖縄県・尖閣諸島の周辺で頻繁に活動しており、中国軍との連携を緊密にする狙いとみられる。日本政府内では警戒の声が上がっている。

新華社が伝えた中国共産党・政府の機構改革案に「海警部隊は武装警察部隊(武警)に隷属する」と明記した。武警は18年1月から中央軍事委の指導下に入ったばかり。

海警局は海上の法執行を担う警察組織で、日本の海上保安庁に相当する。尖閣周辺で海警局が領海侵入した場合は海保が対応しているが、中央軍事委の指導下に入ると「警察としての活動か、軍事作戦かの境界が曖昧になり、対応が難しくなる」(日本政府関係者)

海警局は13年に国家海洋局や公安省、農業省などの関連部局が統合して発足した。20日に閉幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が採択した政府機構改革では、海警局を傘下にもつ国家海洋局を廃止した。

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