公文書、広島県職員が書き換え 公開請求を想定

2018/3/20 22:42
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広島県は20日、農林水産局で2012年、公文書に当たる出張報告書で一部書き換えがあったと発表した。県の許可事業への申請をした男性を中傷するような記述があったため、男性からの情報公開請求を想定して報告書を作り替えていた。

農林水産総務課によると、申請を制限付きで許可したところ、男性が農林水産省に不服審査を申し立てた。対応を協議するため12年1月に県農林水産局の職員2人が出張し、同省の職員から男性の言動を中傷するような内容を聞いた。

県職員の2人は報告書にそのまま記載し、上司の課長の決裁を受けた。その後、男性が報告書の公開を請求するとの情報を得て中傷に当たる部分を抜き出してメモに移し替え、決裁を取り直した。今年1月、書き換えを指摘する匿名の文書が県に郵送で届き、男性からも問い合わせがあり発覚した。

県の調査に対し、書き換えた職員は「個人的なメモにしてしまえば、開示の対象にならないと思った」と話している。当時の課長は既に退職しており、県は職員2人の処分を検討する。〔共同〕

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