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18年前の殺人、再審認めず

(更新)

北海道恵庭市で2000年に女性会社員が焼死体で見つかった殺人事件の第2次再審請求審で、札幌地裁は20日、殺人と死体損壊の罪で懲役16年が確定した元同僚、大越美奈子受刑者(47)の再審請求を棄却した。

確定判決によると、00年3月16日夜、男性を巡るトラブルから恵庭市か千歳市周辺で橋向香さん(当時24)の首を圧迫して窒息死させ、恵庭市の市道上で灯油をかけて焼いたとされる。

弁護団は専門家の意見を基に「窒息死でなく、薬物中毒の疑いがある」「遺体は姿勢を変えて複数回焼かれ、長い時間を要した。受刑者にはアリバイがある」と主張した。

金子大作裁判長は決定で、血液検査で薬物は検出されなかったと指摘した上で「遺体の状況から複数回焼いたとは認められない。現場に長くとどまるのは人目に触れる恐れもあり、非現実的だ」と退けた。

再審請求を支援する日弁連の中本和洋会長は「新旧全証拠の総合評価をしておらず、不当決定で到底是認できない」との声明を出した。

大越受刑者は逮捕時から一貫して無実を主張。03年の札幌地裁判決は、被害者の携帯電話の位置情報と受刑者の足取りがほぼ一致するなどの状況証拠から有罪を認定し、06年に判決が確定した。大越受刑者は12年に1度目の再審請求をしたが、退けられていた。〔共同〕

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