米韓軍事演習、4月1日から 韓国「例年と同規模」

2018/3/20 11:00
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【ソウル=山田健一】韓国国防省は20日、2018年春の米韓合同軍事演習を4月1日から実施すると発表した。軍事演習は例年2月末から3月上旬に開始するが、今年は平昌冬季五輪・パラリンピック開催を受けて延期していた。演習の規模は「例年と同じ」と説明。米韓両国が北朝鮮との首脳会談を控えているため、北朝鮮が強く反発する米原子力空母の参加は見送る可能性がある。

韓国国防省の関係者によると、4月1日から実際に戦力を動かす野外機動訓練「フォール・イーグル」を約1カ月間、米軍が日本などから朝鮮半島に戦力を展開する際の指揮系統などをシミュレーションする「キー・リゾルブ」を4月中旬から約2週間実施する。

韓国国防省は16年と17年は軍事演習の前に「過去最大規模」と説明しており、「例年と同規模」は過去2年に比べて控えめな表現になる。関係者は「現時点で米原子力空母が参加する計画は無い」と明言した。韓国メディアは「事実上の規模縮小になる」と伝えた。

軍事演習を巡っては、北朝鮮は毎回「朝鮮半島情勢を悪化させる根本的な原因」と強く批判してきた。今年は金正恩(キム・ジョンウン)委員長が平壌で韓国特使団と会談した際、例年と同規模で実施されることを「理解する」と表明した。4月末に南北首脳会談、5月までに米朝首脳会談をそれぞれ予定するなか、北朝鮮がどんな反応を示すか注目される。

韓国国防省は20日、在韓国連軍を通じて北朝鮮に対し、軍事演習は防衛目的との趣旨の通知をしたことも明らかにした。

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