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障害者の会場移動、快適だが課題も 18日閉幕
平昌パラ

2018/3/17 19:27
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【平昌=西城彰子】18日閉幕の平昌冬季パラリンピックでは、障害者が移動する際のハード面の工夫が随所に見られた。ゴルフカートを車いすのまま乗れるよう改良したり、段差のある鉄道の乗降口で専用リフトを使ったり。平昌大会の組織委に出向した東京大会の関係者は「平昌の事例を参考に、すべての人に快適な大会をつくりあげたい」と話す。

会場内でゴルフカートを改造した乗り物に乗り込む車いすの女性(江陵)=西城彰子撮影

専用のリフトでKTXから降車する車いすの乗客(珍富)=西城彰子撮影

「江陵オリンピックパーク」では白いゴルフカートがパーク内を行き交う。カートは後ろに四角い箱状のスペースを設け、障害者1人が車いすのまま乗り込める構造だ。利用した鹿野牧子さん(45)は「会場は案外広くて起伏もある。乗せてもらえて助かった」とほほ笑んだ。

平昌大会組織委によると、カートはパーク内に18台配置。ボランティアに頼めば無線で呼んでもらえる。ボランティアの韓国人男性は「1日200回は往復する。7~8割は車いすの人」と好評さに驚く。一方、利用者からは「カートの存在を事前に知らせてほしかった」との声も聞かれた。

各会場の最寄り駅をつなぐ高速鉄道「KTX」では、乗降口とホームの間に約40~50センチの段差があり、車いすの人などの乗降時に専用のリフトを係員が事前に用意する。車いすのまま乗降できるようリフトが乗降口とホームの間を上下する。

2020年の東京大会の組織委から平昌大会組織委に出向した仲前信治課長は15日、平昌大会での移動のしやすさについて「計画的によく準備されている」と評価。「スロープの劣化など細かい問題はあったが、見つかった課題を参考に、東京大会では細やかな配慮を徹底したい」と語った。

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