2019年6月25日(火)

亡命ロシア人死亡は殺人、自殺偽装か 英警察捜査

2018/3/17 11:20
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【ロンドン=共同】英警察当局は16日、ロンドン郊外の自宅で12日に死亡しているのが見つかった亡命ロシア人、アエロフロート・ロシア航空の元幹部ニコライ・グルシコフ氏(68)の死因を首の圧迫と断定、殺人事件として捜査を始めた。

英スカイニューズ・テレビによると、グルシコフ氏は首をつった状態で家族に発見された。警察は何者かが殺害後に自殺を偽装したとみて捜査を進めている。

警察によると、遺体から毒物などは検出されておらず、英南部ソールズベリーで元ロシア情報機関員らが神経剤「ノビチョク」で襲撃された事件との関係は現時点では確認されていない。

グルシコフ氏はロシアで詐欺などの罪に問われていたが、英国に逃亡し2010年に亡命が認められた。ロシアは英国に身柄の引き渡しを求めており、在英ロシア大使館が公表する対象者リストの最初にグルシコフ氏の名前が記載されていた。リストによると、15年にロシアは引き渡しを求めたが、16年に拒否されたという。

英紙ガーディアンによると、グルシコフ氏は、13年にロンドン郊外の住宅で首をつった状態で死亡しているのが見つかった亡命ロシア人の政商ボリス・ベレゾフスキー氏の友人。両氏ともロシアのプーチン大統領と対立していた。

ベレゾフスキー氏は自殺と判断されたが、グルシコフ氏は生前、同紙に「殺害されたと確信している。報道内容とは全く異なる情報がある」と語っていたという。

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