2019年7月24日(水)

「四国」認知 東アジア先行 政投銀インバウンド調査
祭りや自然 期待高く

2018/3/17 1:31
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日本政策投資銀行四国支店はインバウンド(訪日外国人)旅行者の四国に関する意向調査をまとめた。アジアではエリア名の「四国」の認知度・訪問意欲が高く、欧米豪では「高松」「徳島」「直島」など個別観光地が高いという違いがあった。訪日回数や情報収集手段にも差がある。一方「祭り」参加や、「風景見物」「農作物採取」といった自然への期待はともに高い。

調査はアジア8カ国・地域と欧米豪4カ国の海外旅行経験者を対象にしたインターネットアンケートから四国関連を抽出して分析した。

アジアでは四国の認知度が19%と個別地名より高い。香港や台湾では4割を超え、高松空港に直行便がある東アジアが高水準だ。米国では祖谷のある「徳島」、アートで有名な「直島」の訪問意欲が上昇するなど、欧米豪は特色ある個別地域が高く四国ブランドは必ずしも浸透していない。

実際に四国を訪れた人の特徴は、アジアは高所得層の訪日リピーターが多く、ブログや口コミサイトなど多様な媒体から情報を得ている。長期周遊の傾向がある欧米豪は訪日2、3回目での四国入りが中心となっている。ガイド本や旅行会社サイトなど出所明確な情報に頼り、旅行中も駅員や通行人から直接収集する傾向があった。

うどん認知度は欧米豪で低迷し、名物・讃岐うどんを認識せず帰国していることをうかがわせた。ただ、欧米豪・アジアともに「よさこい祭り」「阿波おどり」を知る人の8割超は訪問を希望し、観光資源として道後に代表される温泉とともに祭りへの関心は高い。

瀬戸内の魅力を聞いたアンケートでは「日本庭園」「瀬戸内の島々」「城」「世界遺産」が上位。「歴史的な街並み」はアジア57%に対し、欧米豪25%と開きがあった。同支店では「国や地域によって異なるニーズに対応する必要がある」としている。

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