日本IBM、OS「IBM i」関連技術者を1000人育成へ

2018/3/16 23:00
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日本IBMは2018年3月15日、同社のサーバー製品「Power Systems」で稼働する基本ソフト(OS)「IBM i」に関する戦略説明会を開いた。人材サービス業のパーソルテクノロジースタッフとマンパワーグループの2社と協業し、IBM i環境のソフトウエア開発や保守・運用を担うエンジニアを3年間で1000人育成する。説明会で同社の久野朗IBM i統括部長は「顧客の需要に合わせて、技術者を供給したい」と話した。

「IBM i」の概要(出所:日本IBM)

「IBM i」の概要(出所:日本IBM)

最新版である「IBM i V7.3 TR4」の提供を3月16日に始めるほか、「POWER9」プロセッサーを搭載し、同OSが稼働するサーバー製品群の出荷を3月20日に始める。IBM iはデータベースやミドルウエアなど基幹システムに必要な機能を標準で搭載するのが特徴。バージョン間の互換性が高く、ソフトウエア資産の継承が容易とされる。「COBOLシステムの安全な移行先として選ばれている」(久野部長)。

一方で、今後は人工知能(AI)システム「IBM Watson」やクラウドサービス「IBM Cloud」、各種API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)との接続も重視していくという。「メリットは過去の資産が使えるだけではない。垂直統合に水平統合の良さを加えていく」。同社の武藤和博専務執行役員はこのように展望を話した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 斉藤壮司)

[日経 xTECH 2018年3月15日掲載]

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