2018年7月23日(月)

元治療院経営者に無罪判決 名古屋地裁

2018/3/15 9:45
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 後期高齢者医療制度に基づき支給される療養費をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたマッサージ治療院運営会社の元経営者の男性(43)に名古屋地裁は15日までに、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役2年6月。

 運営会社の社員らに虚偽申請を指示したのかどうかが争点だった。判決理由で奥山豪裁判官は、マニュアルなどを引き継いだ担当社員が不正に申請書を作成したと認定したが、「証人尋問などから男性が指示したわけでもなく、マニュアル作成に関与したという証拠もない」と判断した。

 男性は介護施設などに派遣したマッサージ師の名前を偽って記載した申請書を社員に作成させ、2015年11月、制度を運営する愛知県後期高齢者医療広域連合から計約175万円を詐取したとして、起訴された。

 名古屋地検の新田智昭次席検事は「上級庁とも協議の上、適切に対応したい」としている。〔共同〕

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