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ブラジル大統領「WTO申し立ても」 米鉄鋼輸入制限で

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルのテメル大統領は14日、トランプ米政権が表明した鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限について「早急に友好的な解決策がない場合、世界貿易機関(WTO)へ申し立てる」と述べた。今後、トランプ氏への電話やロビー活動で除外を求めるとしながらも、提訴を選択肢に残す。一方で「ブラジルだけでなく他の国と共同だ」として、単独での提訴には慎重な姿勢を示した。

トランプ氏の決定により、ブラジルの鉄鋼産業への影響が懸念されている(ウジミナスの製鉄所、ミナスジェライス州)

サンパウロ市内での講演で明らかにした。ブラジルは米国への国別鉄鋼輸出量でカナダに次ぐ2位。トランプ氏が関税引き上げの意向を表明して以来、ブラジルでは鉄鋼会社の株価急落など懸念が広がっている。テメル氏は「米国は中国に次ぐ貿易相手であり、2国間関係をとても注意深く取り扱う必要がある」と述べ、トランプ氏に近く電話すると明かした。

米州大陸ではブラジルの鉄鋼会社が半製品を米国に輸出し、米国企業が加工して建設現場や自動車工場に供給するサプライチェーンが構築されている。今後、ブラジル製品を利用する米国企業とも連携し、米議会などに働きかけるという。

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