2019年9月16日(月)

米、対中貿易赤字1000億ドル削減を要請 米報道

2018/3/15 6:33
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【ワシントン=鳳山太成】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は14日、トランプ米政権が中国に対して米国の対中貿易赤字を1千億ドル(約10兆6千億円)減らすよう求めたと報じた。米国の2017年の対中貿易赤字は3752億ドルと全体の半分近くを占めており、トランプ大統領が問題視している。ただ、貿易赤字は米国の旺盛な需要がもたらしている側面もあり実現性は不透明だ。

トランプ氏は7日、ツイッターに「貿易赤字を10億ドル減らす計画の策定を求めた。中国がどのように返答してくるか楽しみだ」と投稿していた。ホワイトハウスの報道官はウォール・ストリート・ジャーナルに対し「(10億ドルは)タイプミスで、大統領が意味したのは1千億ドルだ」と訂正した。

貿易赤字削減の要請は、習近平(シー・ジンピン)国家主席の経済ブレーンとされる政治局員の劉鶴氏が2月下旬から3月上旬にかけて訪米した際に米政府から伝えたようだ。劉氏は滞在中、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表らと会談した。

トランプ氏は習氏に「対中貿易赤字は持続的ではない」と不満を直接伝えるなど、赤字削減に強い意欲を示してきた。8日には中国を念頭に鉄鋼とアルミニウムに輸入制限を発動すると表明した。中国による米企業の知的財産権侵害や技術移転の強要をめぐり、通商法301条に基づいて最大600億ドルの輸入品を対象にした制裁関税を月内をめどに発表するとも報じられている。

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