2018年9月25日(火)

米NEC委員長にクドロー氏 対中貿易で強硬姿勢

2018/3/15 3:38 (2018/3/15 7:27更新)
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 【ワシントン=河浪武史】トランプ米大統領は政権の経済政策を主導する国家経済会議(NEC)の次期委員長に、著名経済評論家のラリー・クドロー氏(70)を指名する。ホワイトハウスが14日、同氏が就任を受諾したと明らかにした。クドロー氏は保守派の論客で、中国との貿易不均衡を問題視するなどトランプ氏の経済観に理解を示す。通商政策で米政権の強硬姿勢が増す可能性がある。

 トランプ大統領は15日にもクドロー氏をホワイトハウスに招き、次期NEC委員長に正式に指名する。クドロー氏も14日、自らがコメンテーターを務める米CNBCテレビで「名誉なことだ」などと述べ、就任を受諾したと表明した。

 クドロー氏は2016年の大統領選でもトランプ氏の助言役を務め、大型減税などの政策立案に携わった。1980年代にはレーガン政権で米行政管理予算局(OMB)の幹部を務めるなど、もともと共和党に近い。

 現委員長のコーン氏は、トランプ氏が発動を決めた鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に反対し、6日に辞任を表明した。クドロー氏は自由貿易派とされるが、14日のテレビ番組では、鉄鋼関税で圧力をかけ各国に貿易是正を求めるトランプ大統領の手法に賛意を示した。中国との貿易不均衡にも強い不満をのぞかせ、政権が検討する知的財産権侵害への制裁措置も「必要だ」と指摘した。

 トランプ大統領は13日にティラーソン国務長官を解任し、自らに近い保守強硬派のポンペオ米中央情報局(CIA)長官を後任に指名したばかり。経済政策ではトランプ氏の旧友であるロス商務長官と、対中強硬派の異色学者、ナバロ通商製造政策局長が力を強めており、トランプ政権は「米国第一主義」を一段と推し進める陣容になりつつある。

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