2019年7月19日(金)

大学入試の試行調査 「難易度高い」「処理能力必要」

2018/3/14 19:55
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14日公表された大学入学共通テストの英語の試行調査について、上智大の吉田研作・言語教育研究センター長は「発音や語句整序の短問がなくなり、純粋に読む、聞く力を測れる」と評価する。「要約や複数の文章を比べるなど工夫があり、難易度はセンター試験より高い」とみる。

駿台教育研究所の石原賢一・進学情報事業部長は「受験生に身近な場面設定や1回しか聞けないリスニングなど、英語の民間試験と似た内容が目立つ」と指摘。グラフや架空の広告などから必要な情報を探し出す問題が多く、「読解力というより、情報処理の力が必要。賛否が分かれるだろう」とみている。

大学入試センターは今回、英語の国際標準規格「CEFR」(セファール)の段階別評価に準じて大問ごとに難易度を3段階で示したが、同じ難易度でも正答率はばらつきがあった。京都工芸繊維大の羽藤由美教授は「CEFRに基づく難易度の根拠は薄い。CEFRは民間試験にも適用するが、異なる民間試験を公平に評価できるか疑問」と指摘している。

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