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ガソリン店頭、143.8円 4週連続で下落

ガソリン価格が4週連続で下落した。資源エネルギー庁が14日発表した12日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は前週比0.3円安い143.8円だった。原油相場の下落と為替の円安基調を受け、石油元売り各社が卸価格を引き下げており、小売価格に波及した。灯油は需給引き締まりで前週と同値だった。

ガソリンは38都府県で下落した。石川や岡山は1週間で2円弱下落した。滋賀など5道県は横ばいで大阪や神奈川など4府県で上昇した。全国最高値は長崎の151.8円で、最安値は徳島の137.9円だった。

元売り各社は2月上旬から累積で6円前後卸値を引き下げている。足元の原油相場もアジアの指標となる中東産ドバイ原油で1バレル61ドル前後と2月下旬の直近高値に比べ5%安い水準だ。為替の円安で原油の調達コストが減少。元売り各社は今週卸価格をさらに1リットル0.5~1円引き下げると系列の給油所に通知した。

調査を担当する石油情報センターは「来週も小幅に下落する」と予想する。軽油は3週連続で下落し、前週比0.2円安い1リットル122.3円。灯油は気温上昇で需要は減速しているが、需給の引き締まりで前週と同値の1リットル88.1円だった。

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