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「八丁味噌」保護で審査請求 愛知の老舗2社反発

地域の農林水産物ブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象とされた愛知の豆みそ「八丁味噌」を巡り、枠組みから漏れた愛知県岡崎市の老舗2社が14日、農林水産省の決定を不当とし、同省に行政不服審査法に基づく審査を申し立てた。名古屋市などの業者の製品を保護対象とした決定を取り消すよう求めている。

請求によると、双方の製品には製法や品質に大きな違いがあり、取引業者や消費者を混乱させるとしている。

「カクキュー」ブランドの老舗「八丁味噌」社の19代目早川久右衛門代表社員は、東京都内で取材に応じ、取り消し後に老舗2社の製品を登録し直したい考えを示し「例えば他の業者は『愛知の豆みそ』、私たちは『八丁味噌』と、それぞれのブランドにしてほしい」と話した。

ただ農水省幹部は「思いは理解できるが、他業者も長年作ってきているので取り消しは難しい」と指摘。2社から追加登録の申請があれば、審査するとしている。

老舗2社は八丁味噌発祥の地とされる岡崎市で、江戸時代からの製法を守っている。だが農水省は昨年12月、近代的な製法も用いる名古屋市などの業者の製品を保護対象に認定。2社は将来、八丁味噌の名称で製品を欧州に輸出できなくなる可能性がある。〔共同〕

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