比大統領、国際刑事裁判所からの脱退表明

2018/3/14 18:39 (2018/3/14 22:40更新)
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【マニラ=遠藤淳】フィリピンのドゥテルテ大統領は14日、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)から脱退するとの声明を発表した。ICCは同氏が強硬に進める薬物捜査で"超法規的殺人"が行われていないかどうかを探る予備調査に乗り出している。ドゥテルテ氏は「根拠のない個人攻撃だ」と反発し、脱退を決めた。

ドゥテルテ政権は違法薬物の一掃を掲げ、死者が出るのもいとわない強引な取り締まりで容疑者を摘発している。

ICCは「人道に対する罪」にあたるとの告発を受け、2月に予備的な調査を開始。ドゥテルテ氏は調査に協力しないよう警察に指示するなど対決姿勢を見せていた。声明では「ICCは政治的道具として利用されている」と非難した。

ただ、一方的な脱退は調査拒否と受け止められかねず、国際社会の批判が高まる可能性がある。

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