2018年12月17日(月)

豊田合成、FCV向け水素タンク参入 120億円で新工場

2018/3/14 17:24
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トヨタ自動車グループの豊田合成は14日、燃料電池車(FCV)向けの高圧水素タンク製造に参入すると発表した。約120億円を投じて三重県いなべ市に新工場を建設し、2020年代初めに稼働を目指す。世界的な環境規制の強化でFCVの需要は今後拡大すると見込んでおり、量産体制を整える。

同社はゴム・樹脂部品の専門メーカー。FCV用の高圧水素タンクは内部が樹脂でできており「これまで培ってきた専門技術やノウハウが生かせると判断した」(同社)。同社がFCV向けの主要部品を製造するのは初めて。国内外の車メーカーに納入する。

新工場は敷地面積が13万平方メートル、建物の面積が2万1000平方メートル。今後、世界規模の環境規制の強化に伴ってFCVの車種が拡大するとみて高圧水素タンクの生産能力を順次強化する。

豊田合成が三重県に工場を建てるのは初めてで、国内工場としては12カ所目となる。工場の生産能力や対応車種は非公表としている。

豊田合成は電動化に対応した部品の開発を重点事業と位置付け、これまで樹脂技術を生かした部品の軽量化などに取り組んできた。FCV向けの水素タンクの開発は2011年ごろから始めた。国内外の自動車メーカーが電動化への対応を急ぐ中、FCV向け主要部品の量産体制を整えて新たな収益の柱に育てたい考えだ。

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