2018年12月10日(月)

三井物産、衛星打ち上げで「マッチング」 米社に出資

AI
IoT
2018/3/14 16:00
保存
共有
印刷
その他

三井物産は14日、米スペースフライトインダストリーズ(ワシントン州)に約10億円を出資したと発表した。スペースフライトは民間ロケットの空きスペースに小型の衛星を載せる「マッチング」サービスを手がける。自社の衛星を使った画像分析サービスも始める予定。三井物産は鉱山や油田など資源開発の現場の管理に活用することも検討する。

スペースフライトは1999年の設立。マッチングのほか、衛星打ち上げのコンサルティングや法律上の手続き代行なども手がけており、130基以上の打ち上げを支援している。

衛星を打ち上げるロケットには5~8トンに達するメインの衛星のほかに、50~100キログラムの小型の衛星を載せられる空間がある場合が多い。スペースフライトは世界に10近くある衛星の打ち上げ事業者と関係を持っており、小型衛星を打ち上げたい事業者と契約し、空いたスペースを紹介して販売する。打ち上げる事業者は余剰スペースを減らすことで打ち上げ費用を減らせる。

今後は自社で衛星を打ち上げ、衛星で撮った画像を分析して提供するサービスを始める計画。1年以内にも最初の衛星を打ち上げ、3年内に60基を打ち上げる。衛星から得た画像を人工知能(AI)で分析して提供するほか、すべてのモノがネットにつながる「IoT」と連携したサービスも検討する。

三井物産は90年代から出資先の衛星通信会社を通じて宇宙ビジネスを手がけてきた。スペースフライトの衛星を使った画像分析サービスを資源関連や農業、交通といった部門に応用するなど、拡大が見込める民間の宇宙関連ビジネスに乗り出す。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報