2018年6月25日(月)

2月の輸出船契約、37%増 回復基調続く

2018/3/14 13:30
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 日本船舶輸出組合が14日に発表した2018年2月の輸出船契約実績(受注量)は、前年同月比37%増の89万7900総トンだった。14カ月連続で前年同月を上回り、17年後半に始まった市況の回復基調が続いている。同組合は「全体の数量はまだ少ないものの、少しずつ伸びてきている」としている。

造船業界では環境規制への対応需要に期待が高まっている(川崎重工業が3月に引き渡したLNG運搬船)

 受注隻数は16隻だった。船種別では資源などを大量に運搬するばら積み船(バルク)が14隻を占め、タンカーが2隻だった。コンテナ船は2カ月連続で受注がなかった。国内の船主向けが13隻、海外の船主向けが3隻だった。

 18年2月末時点での手持ち工事量は2681万6432総トンで、500隻となった。前年同期と比べ約172万総トン、35隻それぞれ減少しており、竣工量が受注量を上回る状況が続いている。

 造船・海運業界では20年から全世界で排ガス規制が強化される。今後、使用する油種の変更や有害物質の除去装置の取り付けなどといった需要が伸びるとみられ、市況回復を期待する声が聞かれる。

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