2018年12月12日(水)

米下院補選、「鉄鋼の町」近郊で接戦 中間選挙占う

2018/3/14 7:46
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【ワシントン=鳳山太成】米東部ペンシルベニア州で13日、連邦下院補選が実施された。与党・共和党が強い選挙区で当初は同党候補がリードしていたが、野党・民主党候補が追い上げて接戦となった。トランプ政権の通信簿となる今秋の議会中間選挙では、共和党が上下院で過半数を維持できるかが焦点。補選の結果は中間選挙を占う試金石となる。

補選があったのは同州南西部の第18選挙区。トランプ大統領が2016年の大統領選で大差で勝つなど共和党が強い地区だ。共和党のリック・サコーン州下院議員と、民主党のコナー・ラム元連邦検事が争った。

トランプ大統領は10日、サコーン氏の応援演説のために現地入りした。選挙区は鉄鋼の町ピッツバーグに近い。8日に決めた鉄鋼の輸入制限を自賛し「あなたたちの鉄鋼が戻ってくる」と共和党への支持を呼びかけた。

11月の中間選挙では民主党が上下院で過半数の奪還を目指している。補選の結果はトランプ氏の今後の政権運営や選挙戦略に影響を及ぼす可能性もある。

補選は共和党のティム・マーフィー氏が17年10月にスキャンダルで辞任したことを受けて実施した。下院では共和党が安定過半数の議席を握っており、補選の結果がただちに法案審議に影響するわけではない。

17年12月には与野党の議席数が拮抗する上院で補選が実施され、共和党の地盤である南部アラバマ州で民主党候補が勝利。トランプ政権の議会運営が一段と苦しくなった。

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