2018年12月17日(月)

ティラーソン氏解任、政界から賛否 与党は後任の指名承認急ぐ

2018/3/14 7:10
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【ワシントン=川合智之】13日のトランプ米大統領によるティラーソン国務長官の電撃解任を受け、政界では賛否の声が上がった。だが、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長との会談など重要な外交日程が山積みなため、与党・共和党は後任となるポンペオ米中央情報局(CIA)長官の指名承認を急ぎ、国務長官不在が長引くのを避けたい考えだ。

コーカー上院外交委員長(共和)は13日朝にポンペオ氏と電話したことを明らかにしたうえで「できるかぎり速やかに指名を検討したい」と表明した。

ティラーソン氏を支持していたハッチ上院議員(共和)も「私はティラーソン氏が好きだったが、彼と大統領の相性が悪かったのは明らかだ」と更迭に理解を示した。

野党・民主党のシューマー上院院内総務は「政権の混沌を示している」と今回の更迭劇を批判した。ただ、ポンペオ氏はCIA長官の指名時に、66対32の賛成多数で承認されている。今回も一部の民主議員が賛成に回れば、承認される可能性が高い。

一方、ポンペオ氏の後任に指名されたジーナ・ハスペルCIA副長官は1985年から同局に勤めるベテラン女性職員で、テロ容疑者の尋問で「水責め」などを進めたとされる。このためハスペル氏の承認に反対する声も出ている。

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