2018年6月26日(火)

VW、世界16工場でEV 中韓勢から電池調達

2018/3/13 21:55
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 【ベルリン=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は13日、2022年までに欧州と中国、米国の16工場で電気自動車(EV)を生産すると発表した。EVの中核部品の電池については、すでに韓国と中国の大手と約200億ユーロ(約2兆6千億円)の契約を結んだことを明らかにした。目標に掲げる25年に300万台のEV販売に向けた戦略が具体化してきた。

 VWは現在3拠点のEV工場を持つが、20年までに9拠点を追加し、22年までには少なくとも16工場で生産する。欧州では現在のドイツとベルギーに加え、スロバキアやチェコなど東欧に広げる。主戦場と位置付ける中国では22年に5拠点で生産する体制を整備し、米国でもテネシー州の工場で生産する。

 EVに搭載するリチウムイオン電池は自社で生産せず、有力部品メーカーから調達する。このほど欧州と中国での調達契約を結んだ。VWのマティアス・ミュラー社長は13日の記者会見で「韓国のLG化学とサムスンSDI、中国の寧徳時代新能源科技から調達する」と明らかにした。他のメーカーとも交渉しており、北米での調達先も近く決まるという。

 次世代のリチウムイオン電池も開発し21年以降に投入する。エネルギー密度を高めて走行距離を長くするほか、価格が高騰するコバルトの使用量を抑えるとしている。

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