山形大ブランド 7月からハムなど常時販売

2018/3/14 1:31
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「山形大学ブランド」のハム、ウインナーなど常時販売します――。山形大学農学部は、畑作と畜産の耕畜連携でつくった同大ブランドのハム、ウインナー、ベーコンの常時販売を7月から始める。輸入飼料ではなく、地元のエサで育てた豚の地産地消を進める取り組みの一環。地元の厳選素材を使ったコロッケ、豆腐、パンといった品目の拡充もめざす。

山形大学ブランドのハム、ウインナーなど

山形大は2月に亡くなった松尾雅彦・カルビー相談役が提唱した「スマート・テロワール(食料自給圏)」構想の寄付講座を設けており、耕畜連携、農工一体、地産地消を組み合わせ、すべてを地域内で完結できる循環型経済圏のモデル構築・実証に取り組んでいる。輸入飼料が畜産農家のコストの多くを占めているのに対し、畑作による地元産飼料で豚を育て、フンを肥料として利用する。

山形大は豚20頭を飼育して、今年2月からハムなどの販売を始めた。現在は地元スーパー2店でそれぞれ月1回のスポット販売にとどまっていたが、価格を大手の商品より3割安くしたこともあり、毎回完売する人気商品となっている。

農家や加工事業者の協力を得ながら、コロッケ、ジャーマンポテト、豆腐、味噌、しょうゆ、パンといった肉製品以外の販売も検討する。2年後をメドに「山形大学ブランド」から「スマート・テロワールブランド」に切り替え、地元産による美食の実現をめざす。

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