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村岡銅、3個目メダル 女王に迫れず「悔しい」
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2018/3/13 20:00
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平昌冬季パラリンピック第5日の13日、アルペンスキーはスーパー大回転と回転の2種目のタイムで争うスーパー複合を行い、女子座位の村岡桃佳(早大)が銅メダルを獲得した。村岡は10日の滑降で今大会の日本勢第1号のメダルとなる「銀」を、翌11日のスーパー大回転では「銅」を手にしており、3つ目のメダルになった。

スーパー複合女子座位で銅メダルを獲得し笑顔の村岡=横沢太郎撮影

スーパー複合女子座位で銅メダルを獲得し笑顔の村岡=横沢太郎撮影

 複合種目の最初のスーパー大回転はシャフェルフーバー(ドイツ)に0.32秒差の2位。2日前のスーパー大回転では1.34秒差だった。今度は違う。村岡は女王の尻尾を確かにつかんだ。「自分の体の軸の使い方を意識して滑ったら、落ち着いて滑ることができた」

 4歳で障害を負ってから車いす生活だったため、村岡の背骨は左側に膨らむように変形している。その影響で、お尻でシートを押す圧力に左右の別がある。右が弱いため、どうしても右側を押して曲がる右ターンが苦手だ。

 だが、昨年5月ごろから、国立スポーツ科学センター(JISS)に通ってトレーナーにつき、左右バランスを改善する体幹トレーニングを開始。すると、夏の体力測定では、左ほどではないものの、右側でも押せているという数値が出た。その成果が今回出て「特に右ターンでカービングがしやすくなった」。

 だが待ち受けていたのは苦手な回転。フルアタックをかけ、「自分としては結構いい滑りができた」ものの、1回目4位のフォルスター(ドイツ)に抜かれ、シャフェルフーバーとの差も詰められずに3位。ポールに向かって板を直線的に落とす技術やライン取りの巧みさが足りなかった。

 「ブロンズコレクター」から脱却しようと努力してきたが、今大会2つ目の銅。「悔しい」という言葉を何度も繰り返した。14日は連戦で大回転に挑む。「体の状態やコンディションは厳しいが、他の選手も一緒。狙っている種目なので、まだ持っていない色(金)を目指してがんばりたい」。しっかりと前を向いた。

(摂待卓)

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