2018年12月14日(金)

MSD がん免疫薬の申請広げる

2018/3/13 18:33
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米製薬大手メルクの日本法人、MSDの白沢博満副社長は13日、2018年度に新たに製造販売を申請する薬が10品を超えるとの見通しを明らかにした。同社としては過去最大で、国内勢を加えても上位に入る見通し。革新的な治療法と言われるがん免疫薬のひとつ、「キイトルーダ」を使える疾患を広げる。

白沢氏は東京都内で同日開いた事業説明で、薬の申請数が「初めて2桁を超す。多くをキイトルーダの適応拡大が占めそうだ」と話した。感染症の新薬も候補となっている。17年度の申請数の2倍にのぼる。

MSDは日本で17年、小野薬品工業の「オプジーボ」とともに注目されているがん免疫薬「キイトルーダ」を発売し、皮膚がんの一種や一部の肺がんで利用されている。18年度は投与できる疾患を一気に広げる見込み。キイトルーダの17年度の世界売上高は38億ドル(約4千億円)にのぼる。

米メルクは8日、エーザイとの提携を発表。「キイトルーダ」とエーザイの抗がん剤「レンビマ」との併用療法の開発を進め、エーザイは最大約6100億円を受け取る。白沢氏は提携の意義について「単独よりも広範に開発を進められる」と、競争の激しいがん分野での治療法開発に期待を示した。

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