2018年4月24日(火)

三菱地所が農業参入、千葉市でミニトマト生産

住建・不動産
サービス・食品
2018/3/13 14:13
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 三菱地所は13日、農業事業に参入すると発表した。農業関連のスタートアップ企業、オーガニックソイル(東京・中央)と設立した共同出資会社が、千葉市で高糖度のミニトマトを通年栽培する。2019年度までに年間約80トンを生産・販売し、1億2千万円の売り上げを目指す。都心のオフィスビル中心の収益モデルからの脱却を目指して新事業を育成する。

千葉市で栽培した高糖度ミニトマトを開発物件の飲食店などへ提供する

 三菱地所が90%、オーガニック社が10%を出資するメックアグリ(千葉市)が同市にある約9915平方メートルの休耕地を利用して生産する。気化熱による冷却装置やヒートポンプ型の冷暖房装置を備えた環境制御ハウス2棟で、6月に植え付けを始める。

 収穫したミニトマトは三菱地所が開発を手掛ける都心のオフィスビルのほか、商業施設内の飲食店やエリアイベント、分譲済みマンション居住者らへの供給を想定している。現時点ではミニトマトに次ぐ農作物の栽培は計画していないが、さらなる事業拡大も検討する。

 三菱地所はビジネスモデルの革新を目指し、20年3月期までの3カ年の中期経営計画で1千億円の投資枠を設定。新会社を通じて民営化する高松空港の運営権を獲得するなど、事業の多角化を進めている。農業事業は自社の既存事業との関連性が高いうえ、地方活性化に向けた事業展開の足がかりにもなると期待する。

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