徳島銀・大正銀が来秋合併へ トモニHD傘下
トモニホールディングス(HD)は12日、傘下の徳島銀行(徳島市)と大正銀行(大阪市)について2019年秋までの合併を目指すと発表した。人口減少や日銀のマイナス金利政策で経営環境が厳しくなるなか、システム統合などを通じて経営を効率化し、関西地区での競争力を高める狙い。同じトモニHD傘下の香川銀行(高松市)は加わらず、合併銀行との2行体制となる。
徳島銀は事業性融資や中小取引、大正銀は住宅・不動産に強い。商取引の結びつきが強い徳島と関西にある両行が統合を進化させれば、経営規模を拡大して強みを発揮しやすくなるとみている。
近く合併準備委員会を立ち上げ、銀行名や本店所在地などの調整を本格化する。19年秋までとした時期は、基幹システムを一本化する作業時間を見込んだためだ。
香川銀と徳島銀の本拠の四国は人口減がハイペースで進み事業所減などへの危機感が強い。香川銀は岡山方面に一定の地盤を築いており、市場の大きい関西での基盤を強化し、東瀬戸内圏での足場固めを急ぐ。
徳島銀と香川銀で10年4月に発足したトモニHDは16年4月に関西が地盤の大正銀を加えた。3行は19年3月期までに大阪地区での貸出金残高を7800億円まで引き上げる計画を掲げ、17年12月末時点ですでに達成した。
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