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インドEV普及、現実的な目標設定「30年に3割」

【ハイデラバード(インド南部)=早川麗】インド政府が電気自動車(EV)の普及に向け、具体的な数値目標の設定に動き始めた。シン電力相はこのほど2030年までに国内の自動車の30%をEVにすべきだと言明。これまで印政府は同年までに国内で販売する自動車の全てをEVにするとの方針を掲げていた。ただ、自動車業界の困惑や要望を受けて、より現実的な目標設定にカジを切った。

印電力省は近くEV向け充電インフラの建設業者や送電についての政策と規制を発表する。充電スタンドの入札や料金設定の方法論などを政策に盛り込む見通しだ。

シン氏はEV全体の研究開発や投資を促す「国家Eモビリティー・プログラム」発足の場で、「孫の世代によりよい世界を残すため、30年までに(国内を走る)30%の自動車が電力で走るようにしなければならない」と強調した。

モディ政権は16年に燃料輸入削減と大気汚染対策のため、国内の自動車をすべてEVにする目標を掲げた。17年春にゴヤル前電力相がこの政策を推し進める発言をし、注目が集まっていた。

ただ、こうした野心的な目標に対し、政権内は一枚岩とは言えない状況だ。印政府はEV普及に向けた政策を策定するとしてきたが、2月にガドカリ道路交通相が「普及に向けた行動計画を準備しており、政策は必要ない」と発言していた。

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