2018年6月21日(木)

スタートアップの祭典「SXSW」が開幕、2000の講演、AIやAR競演

スタートアップ
2018/3/10 9:59
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 【オースティン(米南部)=佐藤浩実】テクノロジーとスタートアップ企業の祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」が9日、米テキサス州オースティンで開幕した。人工知能(AI)や拡張現実(AR)をテーマに約2000の講演や討論会が開かれるほか、世界中から集まったスタートアップがピッチをしたり試作品を見せ合ったりする。会期は18日まで。

 SXSWはかつて米ツイッターを発掘したことで知られる。主催者のヒュー・フォレスト氏は「1987年に音楽関係者の集まりとしてスタートしてから規模は年々拡大しているが、参加者の創造性を引き出すことを重視し続ける」と話した。9日は中国のシェアサイクル大手、モバイクの幹部が「シェア経済」について講演したり、プラスチックごみを再利用して3Dプリンター用の材料を作るスタートアップ企業の創業者が自社の活動について話したりした。

 最近ではスタートアップ企業のみならず、新規事業を模索する大手企業がSXSWに参加する例も目立っている。日本企業でもパナソニックソニーが10日から出展し、音声アシスタントの普及に熱心な米グーグルや米デル・テクノロジーズなども参加する。

 米調査会社のCBインサイツによると、2017年の米国のスタートアップ企業の資金調達額は719億ドル(約7兆6千億円)だった。ソフトバンクグループが出資したシェアオフィスのウィーワークのような大型案件があるため金額は前年比で17%増えたが、調達件数では14年以降、減少基調が続いている。

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