2018年6月21日(木)

「非核化の行動、首脳会談前に」 米が北朝鮮に要求

2018/3/10 7:36 (2018/3/10 10:25更新)
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 【ワシントン=永沢毅】サンダース米大統領報道官は9日の記者会見で、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の首脳会談の実現には、北朝鮮による非核化に向けた具体的な行動が必要との認識を示した。「彼らが言葉に合致した具体的な行動をとるまでは(首脳会談は)開かれない」と表明。「検証可能な行動が必要」とも指摘した。

 その上で、会談の時期や場所については「未定だ」と繰り返した。これに先立ち、ティラーソン国務長官は会談の調整に「数週間かかる」との見通しを示している。

 トランプ氏は9日夜、ツイッターに「北朝鮮とのディール(取引)はいま進行中で、今後も続く。(ディールが)まとまれば世界にとって良いものになる。時間と場所も決める」と投稿した。

 米韓両政府の8日の発表によると、金正恩氏は先に訪朝した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長に対し、核実験とミサイル発射の凍結を約束した。非核化に取り組む意思も表明したものの、非核化に向けた具体的な措置や道筋には触れていない。

 米国内では過去の歴史を踏まえ、今回の非核化表明にも懐疑的な見方が残る。改めて、北朝鮮に具体的な行動を要請した格好だ。

 ペンス米副大統領も9日の声明で「北朝鮮が核開発を終わらせる具体的かつ恒久的で検証可能な措置をとるまで、全ての制裁は残り、最大限の圧力は続く」と強調した。

 トランプ氏は8日、鄭氏らとホワイトハウスで面会した。韓国大統領府によると、トランプ氏は鄭氏が伝えた金正恩氏からの直接会談の申し出をその場で受け入れ、5月までに金正恩氏と会うと発言した。

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