/

平昌パラが開幕 開会式、選手ら晴れやかに行進

最多49カ国・地域参加

【平昌=鱸正人、西城彰子】第12回冬季パラリンピックが9日夜、韓国北東部の平昌で開幕した。開会式で選手らは、晴れやかな表情で入場行進。薄く霧がかかった寒空の下、聖火が再び赤々と燃え上がり、10日間の熱戦が幕を開けた。過去最多の49の国・地域から選手が出場する平昌大会。日本選手団はソチ大会を上回る数のメダル獲得を目指し、健闘を誓う。

開会式で入場する日本選手団(9日、平昌五輪スタジアム)=横沢太郎撮影

午後8時、メインスタジアム内にカウントダウンが響き、一斉に花火が打ち上がると、観客席から大きな歓声が上がった。大太鼓の音を合図に円形のステージがせり上がり、真っ白な韓国の伝統衣装に身を包んだダンサーらが登場。黄色や水色など、色とりどりのライトで照らされる衣装をはためかせながら、踊りを披露した。

日本選手団は33番目に入場。オレンジのジャケットに紺のズボン姿の約30人が、旗手を務めるアルペンスキーの村岡桃佳選手(21)を先頭に行進。おそろいの紺のマフラーとニット帽を着け、日の丸の小旗を手に、客席に笑顔で手を振りながら、お祭りムードを楽しんでいた。

初出場となる北朝鮮は2選手を含む計24人を派遣。五輪では韓国と合同で入場したが、この日は別々だった。国ぐるみのドーピング問題を抱えるロシアからは国旗や国歌を使えない「中立のパラリンピック選手(NPA)」が参加した。

式典のテーマは「情熱が私たちを動かす」。赤いコートに身を包んだ目の不自由な少女が大会マスコット「バンダビ」らとともに登場し、美しい歌声を響かせたほか、車輪が光る車いすに乗ったパフォーマーらが会場を沸かせた。聖火点火では、背中にトーチを背負ったパラアイスホッケーの義足の男子選手が、聖火台までの坂道をロープを両手でたぐりながら登る演出も。聖火台に火がともると、パラリンピックを表す赤・青・緑の花火が一斉に打ち上がった。

開会式には、日本人の観客の姿もみられた。アイスホッケーの柴大明選手(46)の応援に訪れた娘の里帆さん(19)は、「初めての韓国で、わくわくしている。お父さんのかっこいい姿を応援したい」と笑顔。妻の恵子さん(43)は「目指すはメダル。熱戦を期待したい」と用意した日本の国旗を振って見せた。

以前にパラアルペンスキーやパラスノーボードを平昌で観戦したことがあるという千葉県松戸市の主婦、角谷夏代子さん(52)は「障害をものともしないパフォーマンスは圧巻。本番も楽しみ」。会社の視察で訪れたという舩橋靖史さん(37)は「様々な国が集まって作り上げる熱気を肌で感じたい」と話した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン