タニタ、楽天と組んでカフェ 有機野菜ふんだんに

2018/3/8 16:35
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健康機器大手のタニタ(東京・板橋)は8日、有機野菜を使った食事やコーヒーを提供する新型店「タニタカフェ」を本格展開すると発表した。野菜の仕入れやメニュー開発で楽天と提携する。気軽に入れるカフェ形式とすることで、20~30代の女性など従来の「タニタ食堂」とは異なる客層を取り込む。2022年度までに100店規模にしたい考えだ。

気軽に入れるカフェとして20~30代の女性にアピールする

タニタの谷田千里社長は同日、都内で開いた発表会で「タニタ食堂よりも気軽に利用でき、自然と心も体も健康になるような店舗にしたい」と話した。タニタカフェはこれまで新潟県長岡市で試験運営してきたが、5月にJR有楽町駅構内に旗艦店を開く。

野菜を7~8種類使ったサラダやフォー、スムージー飲料、コーヒーなどを提供する。価格はサラダで900~1200円、スムージーで500~700円程度を想定する。使用する野菜は楽天の農業事業の契約農家が栽培する。楽天とは野菜を使った食品を共同開発して、スーパーやネット通販で販売することも検討する。

タニタの活動量計を利用する人向けに、歩数に応じてポイントがたまるサービスも提供する。一定のポイントを集めると健康グッズと交換できる。今後はフランチャイズチェーン(FC)と、既存の飲食店や小売店などにメニューを提供する2種類の形式で展開していく。

タニタは主力の体組成計などの計測器事業に次ぐ収益の柱として、外食や宅配などの食事業に力を入れている。健康意識の高い人を狙って都市部を中心に30カ所でタニタ食堂を展開するが、出店ペースが鈍っている。カフェ形式の店舗で「食堂」の中心顧客である中高年以外に客層を広げ、外食事業の成長につなげる。

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