2018年11月18日(日)

山崎拓氏が語る「安倍城の崩れかけた石垣」

永田町アンプラグド
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2018/3/9 6:30
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引退した元自民党副総裁、山崎拓氏が14日の石破派勉強会に講師として招かれた。必ずしも親しい関係になかった元幹事長、石破茂氏の応援にまわるのはなぜなのか。話を聞いた。

――秋の自民党総裁選は安倍晋三首相の3選濃厚との見方が多いですね。

「現時点でいえばそうだが、政治の一寸先は闇。これから半年間のうちに様々な情勢変化がありうる。予断を許さない、ということです。無投票にならないことははっきりしています。争点は1強支配の是非になるでしょう。党内議論を活性化しなきゃならん。今は批判精神を放棄した、物言わぬうごうの衆になっちゃってますから」

自民党の副総裁、幹事長、政調会長を歴任した山崎拓氏。現在は自民党石原派の最高顧問。小泉純一郎元首相は盟友

自民党の副総裁、幹事長、政調会長を歴任した山崎拓氏。現在は自民党石原派の最高顧問。小泉純一郎元首相は盟友

■石破派はまなじりを決した

――石破氏が立候補する?

「これはもう100%。6日夜に石破派の鴨下一郎、古川禎久、赤沢亮正の3人と会った。彼らはまなじりを決しとるよ。お酒の席だが『あなたたちがおるということは石破さんにとっちゃあ心強い限りですなあ』とほめた。彼らは本当に真剣ですよ。命懸けでやってくれる子分がいるということで、石破さんを見直した。石破というのは孤高の存在だと思っていたからね」

――総裁選での支持要請ですか。

「いや、憲法勉強会での講演のお願いを改めて正式にされたということです。私が書いた憲法改正の本を持ってきていたよ。みんなでまわし読みしていると。石破が熟読、玩味してやっているからと。そういう謙虚なことを言っておったよ。そんな謙虚さをもっているとは思っていなかった」

「彼らは本当に真剣だから、出るには出るんですよ。間違いなく出る。20人の推薦人が集まらないなんてことは120%ないです。石破派だけで19人いるし、派閥のコントロール下にない者がごろごろおるんだもの」

■総裁選に禅譲なし、先に出たら勝つ

――政調会長の岸田文雄氏は「禅譲路線」といわれています。

「総裁選というシステムがある以上、禅譲というのはありえない。椎名裁定、中曽根裁定というのは過去にあったけれども、みんな競争があり、その中から指名されました。3年後、安倍さんが岸田に指名しようと言っても、3年たったらぼろぼろになって指名権もヘチマもない。石破さんが再び立候補しているから必ず選挙になる」

「今までの総裁選もそうだったが、先に出た方が勝ちです。立ち続けて前のやつがずっこけたときに総裁になる。小泉(純一郎元首相)も2回落ちて、三度目の正直でなった。仮に負けても今度の総裁選で立った人は次の最有力候補になる。岸田対石破だったら、石破さんに先取特権がある」

――「ポスト安倍」候補を全体としてどうみていますか。

「石破さん、岸田さんは昭和32年生まれ。石原伸晃さん、中谷元さんもそうで、32年生まれの4人は定期的に会合をやっている。安倍さんが29年生まれだから、次は32年生まれだと。ポスト安倍は32年の我々が担うんだという気持ちは持っている。しかし、みんな野性味に欠けています。政治家には洗練された野性味が必要なんです」

――小泉氏、故加藤紘一氏とのYKKトリオには野性味がありましたか。

「そういう意味じゃあ、YKKは野性味たっぷりでしたよ。やることなすこと。度が過ぎていたよ」

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